セーブルの使われ方

2012年03月17日 17:30

こんにちはOです。

たまには骨董屋らしい記事を書こうかなと。
今回はセーブルの使われ方の一例を紹介します。
≪出典 エリゼ宮の食卓 西川恵著 新潮社≫

ご存じの通り、セーブルは国家の贈答用として今も昔も使われています。
贈答用以外にも、エリゼ宮では国賓をもてなす時にセーブルを使用するらしいです。
さすがに18世紀の作品ではないみたいですが、ナポレオン三世時代の作品で
食事を供されるそうです。

ただし、常にそうではなくて、大勢の宴の場合や海外でフランスが主催するパーティーなどでは
現代のセーブル、場合によってはリモージュが使用されるそうです。

さらに出される料理やワイン、シャンパンなどでも格付けがあるそうで、
大切なパートナーなのか、そうでもないのかというのが
言外に表現されてしまうそうです。怖い・・・

共和制のフランスにおいて、どれほど優雅な宴席が催されたかは
かつて最高の料理を振舞われたサッチャーが回顧録に
『フランス人も革命で打ち壊すには惜しい伝統というものがあるようです』
と皮肉とも本音とも言える事をつづるほど素晴らしい宴席だったそうです。


ちなみにこちらの作品はヘッセン公(妹がニコライ二世の皇后)
のコレクションにも同じ作品があります。

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こういったお皿がエリゼ宮や世界の宮殿で今でも使われているのでしょう。
ご自宅を宮殿のように設えたい方は是非、お問い合わせください!!