岡山出品作品のご案内

2013年05月18日 15:55

マイセンの作品の裏には、ザクセン公国の紋章から取った双剣のマークが付けられていることは周知の通りです。
ところが、変わった装飾が入った18世紀初頭の作品があります。
染付皿

景徳鎮の芙蓉手を思わせる染付のお皿です。
1740年代ならではの深い藍色の染付で、周縁に8つの窓を取り中央に花鳥文を描いています。

マーク

お皿の裏面を見ると描かれているのは、地面から伸びる一本の木です。
まだ若く見える木は、可愛らしい花を咲かせています。
よく見ると地面の下部には、上下逆さまに小さく双剣のマークも入っています。
裏の縁取りには、美しい草花文も描かれていますが、こちらはご来場頂いた方のお楽しみにさせて頂きます。
表面の美しさも去ることながら、裏を向けて飾りたくなる逸品です。
かつてハンブルグの工芸美術館に同種の作品が飾られていた他、知られている数はごく僅かというマイセン初期の希少な作品です。